インタビュー

国内トップクラスのシェアを誇る標準物質を中心に
分析部門で働く営業担当の一人、大西さんに話を聞きます。

Analysis

イメージ:大西 淳司

大西 淳司

入社14年目
営業1部

経済学部出身。
化学専攻でも理系出身でもないが、知らない世界で働いてみたいと思い、分析グループの営業として入社。
年下との距離が近く、部活の先輩のような話しかけやすさがある。

大西さんのお仕事教えてください。

私が所属している多様分析グループでは、営業として、国内外の分析用標準物質や化学分析に関わる様々なサービスを提供しています。

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そもそも標準物質が分からないのですが。

標準物質とは、成分分析をする際に必要な物質のことです。例えば、水道局では生活水となる水に有害な元素が含まれていないかチェックしているのですが、この分析の際に標準物質が必要となります。下の動画が分かりやすいので、見てみてください。

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5分でわかる「標準物質とは」

結構専門的なんですね…やっぱり理系向け?

いえ、私たちは化学者ではないので、専門的な知識は必要ありません。
僕自身も文系出身ですが、先輩に教えてもらう中で、全体像が見えてきました。
特に営業担当として働く場合は、最低限の知識で大丈夫だと思います。

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相手にするお客さんは水道局なのですか?

いえ、水道局は一例で、製薬会社や大学の研究室、製鉄所や電機メーカー、
特殊な物質を扱う場合は、警察や政府機関とも取引をします。これだけ幅広い業界と関わるのはユニークな点かもしれません。

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お客さんのところに行ってどんな話をするのですか?

よくあるのは、お客さまが求める標準物質を探し出し提案することです。例えば 0.001 %の水素を含んだ標準物質が欲しいと依頼を受けたら、その条件に合う商品を探します。膨大な取り扱い商品から探すので大変な作業になることもあります。

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どういうところに面白さを感じますか?

時流を読み、先手を打つ面白さですね。「これまでは認められていたが、実は有害な成分であることが判明した」なんていうニュースをたまに見かけますよね。そうなると分析業界は大きく動きます。既存の標準物質では対応できない場合は、新規開発もします。西進商事は海外の標準試薬メーカーと協力し、必要な時に必要な物質を販売できるよう常に先手を打つことを意識してます。

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