市村さんのお仕事を教えてください。
チップ抵抗器向けの印刷機や乾燥機を開発・製造担当しています。
インタビュー
お客様の要望に合わせたユニークな製造が得意な製造部門。
そこで働く社員の一人、市村さんに話を聞きます。
Manufacturing
市村 和寛
入社15年目
技術部
大学時代は工学部にて新規レーザ材料の研究を行う。
西進商事には研究室の紹介で入社。
装置製造を担当し、国内海外問わずさまざまな場所に納入。
誰にでも物腰柔らかく、堅実な仕事ぶりが評価されている。
チップ抵抗器って何ですか？
車、スマホ、パソコンなどに使われる米粒くらいの電子部品です。
電子回路に流れる電流を制御したり、電圧を調整する役割があると覚えてくれたらOKです。
チップ抵抗器自体はどう作られるのですか？
チップ抵抗器は、元となるセラミック基板に電流を制御するための「抵抗ペースト」を塗り、乾燥させ１つ１つ分割すれば完成です。
なるほど、装置完成まではどれくらいの期間ですか？
設計から組み立てまでだと3〜4ヶ月ほどです。
決まった形がなく、毎回違う仕様なので製造には難しさがあります。
完成した装置は国内外問わずお届けします。
海外にも行く機会があるんですか？
国内だけでなく海外にもお客さんがいるので、出張することもあります。
特に韓国、台湾、中国などのアジアが多いですね。
たまにドイツやイスラエルにも装置の立ち上げをしに行きます。
現場で輸送中による装置の破損トラブルや想定外の事態が起こると現地に留まることを余儀なくされます。
大変そうですね。楽しい話はありますか？
ヨーロッパは短くて１週間〜２週間滞在するので休日は観光スポットを巡ってます。韓国だと、複数装置の立ち上げを行うこともあり、１ヶ月ほど滞在することもあります。韓国では毎日辛いものばかり食べているので、胃が強くなりますね。
