インタビュー

世界でも数少ない特徴と技術を持つSEISHINのレーザ加工機。
今回は、統括部長の山口さんに話を聞きます。

Manufacturing

イメージ:山口 顕宏

山口 顕宏

入社25年目
技術部

大学時代は理学部物理学科に所属。
レーザーは入社してから学びはじめ、現在はレーザー関連のアプリケーションを担当している。

山口さんのお仕事教えてください。

技術部全体の統括をしながら、レーザ装置のアプリケーションを担当しています。

  • アプリケーションとは製造装置の調整や仕様を決める役割のこと
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レーザの装置は何に使うんですか?

レーザ装置は素材の加工に使います。
一般的な切断方法とは違い、ガラスなどの繊細な素材を綺麗に切れるのが特徴です。

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Stealth Dicing®︎搭載レーザー加工機

入社のきっかけは何だったんでしょうか。

先に入社した大学の同期から誘われたのがきっかけでした。
とはいっても、当時はただ漠然と「大学卒業したら働くんだろうな」
ってくらいにしか考えてなくて、 ものづくりには興味はありませんでした。
そういう意味では今の若い子は将来像を持っていて偉いなぁと感心してしまいます。

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入ったあとはどうでしたか?

入社理由がこんな調子なので、惰性で目標もなく仕事をしていました。
ただ会社の方針に変更があり、すぐに技術開発課というポジションに配属され、お客さんの所に直接伺ってSEISHINが持つ技術で問題を解決するという仕事をしていたのですが、「レーザを使えばこういうことが出来るのか」とお客さんに感心してもらえることがありました。次第にその輪が広がって、今では世界的に名の知れた製品の材料加工にも当社のレーザ加工機が採用されるようになりました。

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そこに至るまでの苦労などはありましたか。

「自分の仕事に価値はあるんだろうか」と考えることがありました。
というのも当時の私のアプリケーションという立場は、営業と技術の間に存在するポジションです。私が技術アドバイザーとして間に存在するがために、中間マージンが発生しその分最終価格が高くなります。周囲からは私(山口)がいるから高くなってしまうと思われているのではないかと、挟まれたポジションでプレッシャーを感じていました。その中で自分の仕事に価格以上の価値を見出すことには苦労しました。

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これを見ている人に何か一言お願いします。

最初は分からなくても、いずれ自分の小さな努力が、大きな結果に貢献していることに気づくタイミングがあると思います。その瞬間まで自分を大切にしながら力を発揮してほしいなと思います。

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