LASER BLENDER

  • 精密装置
  • レーザアブレーション

「局所」「イメージング」「深さ方向」分析を実現

本装置は、LA-ICP分析の高速・高精度化を実現する次世代のレーザアブレーション装置です。個体サンプルへの直接アプローチで、「局所」、「イメージング」、「深さ方向」の分析を実現し、ICP分析の前処理の簡略化だけでなく、分析手法の幅を拡大します。

LA-ICP-MS(日本語字幕・English Audio)

特徴

1. 固体直接分析

溶液化の前処理を省いて
ICPで直接分析

2. 高速分析

ガルバノミラーを用いた高速分析

3. 局所分析

サンプル表面の微小域を
ピンポイントで測定


  • FHG f’sレーザによリ、熱影響を低減・発生粒子の微細化し高精度化
  • ガルバノスキャナーによる高速アブレーション
  • 最小1μmφの集光径で高い空間分解能の測定を可能に
  • サンプルの傾きを補正するゴニオメーターを搭載
  • タブレット端末による、アブレーション形状の任意設定

レーザーアブレーションICP-MSシステム: 固体試料分析の最前線へ

レーザーアブレーションICP-MSシステムは、固体試料から直接エアロゾルを生成し、ICP-MS(誘導結合プラズマ質量分析)による高精度な微量元素分析を実現する革新的な技術です。このシステムは、地質学、材料科学、半導体産業など、精密な元素分析を必要とする多くの分野で利用されています。

優れた試料導入効率

このシステムでは、強力なUVレーザーを使用して固体試料を微細なエアロゾルに変換し、直接ICP-MSへ導入します。このプロセスにより、従来の液体試料の前処理が不要になり、試料導入効率が大幅に向上します。また、複雑なマトリックスを持つ試料でも、精密な分析が可能です。

高感度・高精度の分析性能

レーザーアブレーションICP-MSシステムは、最先端の分析技術を駆使して、固体試料の微量元素や同位体分布を極めて高い感度と精度で測定します。このシステムは、広範なサンプルタイプに対応でき、特にサンプルの複雑な内部構造を解析する際に威力を発揮します。

柔軟な適応性と信頼性

レーザーアブレーション技術の柔軟性は、さまざまな固体試料に対応する能力にあります。どのような材料でも、均一かつ再現性の高いエアロゾル生成が可能であり、長時間の連続分析でも安定した性能を発揮します。

一般仕様

  • レーザ :4倍波 フェムト秒
  • 光学機器:ガルバノスキャナー
  • 集光レンズ
  • 雷神α:fθ
  • 龍神:fθ、対物レンズ

詳細お問合せ

詳しい装置仕様や機能、依頼分析につきましては、下記担当者までお問合せ願います。

神戸本社 営業2部 担当:吉田
TEL:078-303-3810 E-mail:y_yoshida@seishin-syoji.co.jp

アジレントテクノロジー LA-ICP-MSサイト

ICP-MS日本国内トップシェアを誇るアジレントテクノロジー株式会社とアプリケーションを協働開発中。

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