KATANAX ガラスビード作製装置 Xシリーズ
概要
KATANAX Xシリーズは、蛍光X線分析(XRF)の前処理として使用するガラスビードを自動作製する電気炉タイプの装置です。融剤・剥離剤と試料を加熱しながら撹拌・溶融し、脱気後に鋳型へ流し込むことで、均質で表面状態の良いガラスビードを安定して作製します。難溶解性試料のICP分析前処理にも使用できます。分析前処理の再現性向上と、作業者の負担軽減を両立。
1個作製のコンパクトモデルから、最大6個同時作製のハイスループットモデルまで、処理量に合わせて選択できます。
X-100型
【こんな方におすすめ】
・少量のサンプルを処理する
・設置スペースが限られている
・初めてガラスビード作製装置を導入する
X-600型
【こんな方におすすめ】
・1日の分析検体数が多い
・前処理工程のボトルネックを減らしたい
・複数試料をまとめて処理したい
X-300型
【こんな方におすすめ】
・日常的に複数検体を処理する
・将来的な処理量増加にも対応したい
・大型装置ほどの処理能力は必要ない
Xシリーズが選ばれる理由
01|前処理時間を短縮
一般的なサンプル用の溶解プログラムを標準搭載。昇温速度、温度、時間、ロッキング角度、冷却などを最大6ステップで設定・保存でき、XRF分析用ガラスビードを自動で作製できます。
特にX-600は、一度に最大6サンプル、1時間で最大30サンプルの処理が可能。多検体を扱う分析現場の前処理時間を大幅に短縮できます。
02|均質なガラスビードを安定作製
電熱線を縦方向に配置した電気炉構造により、速い加熱と高い温度均一性を実現。加熱・融解・待機時も静かな設計です。
人の作業に依存しやすい溶融工程を装置化することで、前処理品質の安定化につなげられます。
03|シンプルな操作
タッチパネルから操作でき、複数言語に対応。コントロールパネルの高さ調節も可能です。設定変更により、溶解モードとビード作製モードを切り替えられます。複雑な操作を減らし、日常的な分析前処理をスムーズにします。
04|ガス・冷却水が不要
電気炉方式を採用しているため、ガスや冷却水は不要。一般的な実験室の換気設備があれば使用できます。研究室への導入時に必要な付帯設備を抑えやすいのもメリットです。
05|安全性に配慮した設計
装置にはセラミックス系材料を採用し、外部が高温になりにくい構造です。昇温時は赤、冷却時は青のランプで状態を表示し、溶融中にはセーフティーロックが作動します。
作業者が装置の状態を視覚的に把握しやすく、安全な前処理作業をサポートします。
装置動画
X-300型
Katanax® X-300 Fusion Fluxer
X-600型
[翻訳版] 分析前処理機 SPEXカタナックスX-600の仕様と特徴
仕様
| 型式 | X-300 | X-600 | X-100 |
| ガラスビード作製数 | 1〜3 最大15個/hour (3個がけ 5回) |
1〜6個 24〜30個/hour |
1個 最大5個/hour |
| 温度範囲 | 150〜1200℃ | 150〜1200℃ | 150〜1200℃ |
| 撹拌方式 | ロッキング(揺動) | ||
| 周波数 | 50-60 Hz | 50-60 Hz | 50-60 Hz |
| 電圧 | 195-250 VAC | 205-250 VAC | 115-230 VAC |
| 電力(最大) | 3000W | 4000 W | 1500W |
| 寸法 | 高さ:510 mm 幅:480 mm 奥:630 mm |
高さ:560 mm 幅:1050 mm 奥:690 mm |
高さ:420 mm 幅:420 mm 奥:420 mm |
| 重量 | 54kg | 95 kg | 22kg |
| 用途 | ガラスビード作製、アルカリ溶融や酸分解(オプション) | ||
| 対応サンプル | 土壌、鉱物、ガラス、セメント、スラグ、セラミックス、等 | ||
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