KANSOテクノス製 海水認証標準物質「栄養塩測定用海水標準物質」

海水の状態を、正確に測る。研究の信頼性を支える「栄養塩測定用海水標準物質」

海洋環境の変化を正しく把握するためには、測定データの“確かさ”が欠かせません。
「栄養塩測定用海水標準物質」は、海洋観測や環境モニタリングにおいて欠かせない、
信頼性の高い分析結果を得るための基準となる試料です。

製品説明

本製品は、海水中の栄養塩(窒素・リン・ケイ素など)の定量分析における再現性・比較可能性を確保するために開発された海水認証標準物質です。
この試薬無添加の滅菌海水は各成分濃度が厳密に管理されているため、装置間や研究機関間でのデータ比較もスムーズに行えます。

研究者・分析者にとっては、「測定の信頼性を保証する安心の基準」であり、
長期モニタリングや海洋研究プロジェクトにおけるデータの一貫性を守ります。
精度管理の手間を減らし、真に意味のある環境データの積み重ねをサポートします。

3つの特徴

すべての主要栄養塩をワンボトルに

窒素、リン、ケイ素など海水中の全主要栄養塩を1本で網羅。
連続フロー分析装置などを使った場合でも、一度の管理で全項目を確認可能。
測定作業の効率化と信頼性の向上を両立します。

低濃度から高濃度まで幅広く対応

表層海水から深層海水までを組み合わせた海水認証標準物質により、
環境条件に応じた幅広い濃度レンジをカバー。
研究目的や分析条件に合わせて、より現実的な海洋環境データを再現できます。

JAMSTEC × KANSO の共同認証による高信頼性

国立研究開発法人海洋研究開発機構(JAMSTEC)とKANSOテクノスによる共同認証システムを採用。
国際基準(ISO 17034)に準拠し、相互検証によって測定値の精度を保証。
国内外の研究比較にも安心して使用できます。

販売中の「栄養塩測定用海水標準物質」の濃度(2025年12月8日現在)

上段 :認証値 又は参考値 (拡張不確かさ k = 2) 下段 :瓶間標準偏差

*1:販売期限終了1年後まで弊社保存品にて各ロットの濃度確認を実施いたします。
*2:定量下限値未満であり、参考値として記載します。
*3:亜硝酸塩については1年あたり平均0.004 ± 0.002 µmol/kgの濃度増加傾向が確認されているため、参考値とします。
*4:亜硝酸塩については1年あたり平均0.004 ± 0.002 µmol/kgの濃度増加傾向が確認されているため、認証期間が異なります。
*5:アンモニウム塩は参考値です。冷蔵保存もとで4年間安定であることが確認されています。

販売価格

価格 13,000 円

上記価格は税別・送料込となっております。