型番:『RS-1200P』

全有機体炭素測定 オンラインTOC計 

  • 安全環境
  • 水環境機器

原水、工程処理水、河川・海への放流水の 有機物をリアルタイムに測定

水に溶解した有機物をリアルタイム測定する事で、
漏洩事故への早期対応と環境を脅かす河川や海への流出事故の防止にご活用ください。

特長

特徴1:1200℃無触媒燃焼酸化

▶︎高い酸化効率
▶︎金属触媒の慢性的な問題解決
▶︎900~1200℃まで温度調節

特徴2:正確な試料注入

▶︎簡単かつ直接な試料注入方式
▶︎燃焼炉の真ん中に試料噴射
▶︎定量注入により正確な測定結果を実現

特徴3:塩分除去装置 (特許取得)

▶︎簡単な塩分除去方式
▶︎手軽なメンテナンス
▶︎塩を含む試料の酸化及び検出に優れている

特徴4:半永久的なCO2除去装置

▶︎電気化学式CO2除去装置
▶︎CO2除去フィルター未使用
▶︎10年保証

特徴5:ラクラク操作

▶︎初めてでも直感的に使える10.4インチタッチスクリーン
▶︎漏水検知の通知機能

注目ポイント1:塩(Salt)防止技術

測定機器において、塩分は分析精度と再現性に影響を与えることがわかっています。
試料が燃焼炉で酸化した後、不完全燃焼した塩(Na、 Ca、Mg、K)の成分が金属触媒をコーティングしてしまうためです。
塩でコーティングされた触媒は本来の役割を果たせなるため、測定精度が落ちてしまいます。
加えて、内部の詰まりの原因にもつながることから、高い精度の分析には塩(Salt)の除去が不可欠です。

そこで当装置では、試料測定後、洗浄段階でエアー圧力により燃焼炉内の塩をすばやく排出することで、
塩分を効果的に燃焼炉の外部に排出し、燃焼炉の内部の残留塩を最小限にとどめる設計にしています。

用途/実用例

実用例1 工場内の工程処理水監視
実用例2 放流口の監視
実用例3 活性汚泥処理等の原水監視

資料ダウンロード

ダウンロードPDFの内容

RS-1200P™の5つの特長
超高温1200℃燃焼酸化方式の仕組み
塩(Salt)防止技術
塩(Salt)はなぜ機器に問題を起こすのか?
操作パネル説明
装置仕様一覧

製造会社 YOUNGIN STについて

YOUNGIN STは環境、製薬・バイオ、電気電子、石油化学、食品など多様な応用に適した水質測定装置 を供給し、システムの計画及び設置段階から実行、持続的な応用及び技術支援まで幅広く提供しており ます。
30年以上にわたる多様な分野での全有機炭素(TOC)分析器提供の経験を基に、蓄積されたノウハウと顧 客の要求を総合して、世界最高の技術を適用した全有機炭素連続自動測定器を開発しました。
西進商事はYOUNGIN STのパートナー企業として、日本国内の販売支援及びサポートを行っています。